外交では、右手で殴っておいて左手を差し出す、というようなことをよくやる。手を差し出すくらいならば殴らなくてもよかったではないか、と言う人は、善意の人であることは認めるが、外交とは何かはわかっていない、と言うしかない。もちろん、殴らないで済めばそれに越したことはない。だが、殴られて初めてOKする、という例が多いのも事実であった。
塩野七生『ローマ亡き後の地中海世界 下巻』P67
外交では、右手で殴っておいて左手を差し出す、というようなことをよくやる。手を差し出すくらいならば殴らなくてもよかったではないか、と言う人は、善意の人であることは認めるが、外交とは何かはわかっていない、と言うしかない。もちろん、殴らないで済めばそれに越したことはない。だが、殴られて初めてOKする、という例が多いのも事実であった。
塩野七生『ローマ亡き後の地中海世界 下巻』P67
最近、日本社会を外から見るに、格差社会だ貧者救済だとかまびすしい。国内の事情しか見ないからそういう話になる。世界的な視点で日本経済の現状を見ると、要するに、労働賃金という要素価格が、世界的に均等化していくプロセスにもろに巻き込まれているだけだ。
考えてみるといい。いまあなたがやっている仕事を中国人やベトナム人やインド人がやったら、いくらでやってくれるだろうか。急速に統合されている世界市場の中で、あなたが提供する財サービスは世界の人たちは、その値段で買ってくれるのだろうか。あなたの提供する財サービスより同等あるいは良質なものを、彼ら途上国の人間はひょっとして10分の1の値段で提供してくれるかもしれない。
思えば20年前、日本と途上国の経済力の差は圧倒的だった。社会的インフラについても、途上国のそれは話にならないほどひどかった。良質な財サービスは日本人にしか作れなかったし、途上国の10倍の値段でも世界の人たちが喜んで買ってくれた。
だが、いまや過去の話だ。日本人が気がつかないうちに、途上国の人たちの実力は大きく上がった。すでにコストパフォーマンスで言えば、日本を打ち負かしている分野も多い。いつの間にか日本人は裸の王様になってしまったのではないか。
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記事に文句付けて削除に追い込むのって楽しいですからね。
それが分量たっぷりによく書かれた、筆者の労力が透けて見える物ほど。
そして管理者はそんな人たちのために役に立つルールを山のようにこしらえてくれてる。
要出典貼りや無断転載捜しや削除依頼に熱心な人たちは、wikipediaを良くするために活動してるのではありません。
人が積んだ石を崩すのが楽しいだけです。その味を占めた人たちが常連や管理者になっていきます。
正義の名の下に人の努力を踏みにじる事ほど楽しいものはこの世にありませんからね。
この流れは必然ですよ。石の山を全部崩し終わるまで止まらないでしょう。
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